芸能人・一般人を問わず、日本でも増えているアラフォー世代の出産。
     
    アメリカではアラフォーどころかアラフィフの歌姫ジャネット・ジャクソンの高齢出産が話題になりました。
     
    しかし、アメリカで高齢出産がニュースになったセレブは、ジャネット・ジャクソンだけではありません。
     
    どうやらアメリカのセレブな方々の間には、高齢出産、とくに40代後半の出産も普通の事となっている様子です。
     
    ところで、高齢出産って、一般的に何歳から言われるかご存じですか?
     
     
    日本産婦人科学会では、35歳以上の初産婦を「高齢出産(初産)」と定義しています。

     
    日本人の平均初婚年齢は、2016年のデータによると“夫は31.1歳、妻は29.4歳”という結果もあり、晩婚化が進んでいることが分かります。
     
    また、経済的な理由などから夫婦共働きが普通になって、女性は仕事と家庭の両立で大忙し!
     
    「気が付いたら35歳になっていた」なんてことも…💦
     
    35歳って、まだまだ若いし、全然「高齢」ではないですよね。
    だけど「出産」ということを考えると「高齢」になっちゃうんです😿
     
    そして、高齢出産にはさまざまなリスクがあります。
    しかし、高齢出産でなければ得られない喜びだってあるはずです。
     
    ここでは、高齢出産について前向きに考えていくために、高齢出産のリスクや注意点、今からでもした方がいい対策などを紹介していきたいと思います。

    高齢妊娠・出産のリスクとは?


     
    高齢出産は、母体だけではなくにもお腹の中の赤ちゃんにも負担がかかり、母子ともに健康が叶わなくなる可能性があるともいわれています。
     
    しかし、妊娠・出産というのは、何歳であろうとトラブルがつき物です。
    高齢になればなるほどトラブルの発生率は増加しますが、異常の発生率そのものはそう高くありません。
     
    むやみやたらに心配するのではなく、それらのリスクとしっかり向き合うことが大切なようです。
     
    では、そのリスクとはどのようなものがあるのかを見ていきましょう。
     

    卵子の老化

     
    日本での妊娠・出産の最高齢記録は60歳となっています。
     
    でも、この女性はアメリカで卵子提供を受けて体外受精による妊娠・出産に成功したものです。
     
    では、自分の卵子での最高年齢は何歳でしょうか?
     
    自分の卵子での妊娠は、なんと49歳!
     
    早い人では、もう閉経している人もいるのではないでしょうか。
     
    こんなちょっと特別な人も中にはいますが、一般的には年齢を重ねるとともに、卵子の質が下がると言われています。
    そのため、上手く受精しない確率が上がってしまいます。
     
    20代では不妊の確率がわずか数%なのですが、40代では60%をこえるという結果もあるようです。
     
    昔の40代と今の40代では、今のほうが若々しい人が増えています。
    しかし、見た目年齢が若くても卵子年齢は年齢と同じなのです。
     
    また、卵子を若返らせることもできません💦
     
    なので卵子の質を落とさない(保つ)ことが大切なのです。
     
    高齢妊娠は危険⁉

     
    高齢妊娠はお腹の中の赤ちゃんだけでなく、母体にも大きな負担がかかります。
     
    体調不良や病気になりやすく、とくに、『高血圧症候群』を起こしやすいので十分な注意が必要になります。
     
    どのくらいの割合でおこるかというと、妊婦さんの10%
     
    しかし、35歳以上だと14~18%、45歳以降では約30%という報告もあるようです
     
    これは結構な確率ですよね💦
     
    なぜこんな事がおこるかというと、年を重ねると卵巣や血管の機能が低下するので、発生する確率も上がってしまうようです。
     
    その他のなる可能性のある病気
     
    『糖尿病』
    ・全身が疲れる『甲状腺疾患』
    ・流産の原因にもなる『子宮筋腫』『卵巣腫瘍』など

     
    35歳以上は、先天異常の発症率がUP

    35歳以上になると、先天異常の発症率が高くなるのは事実です。
     
    しかし、若いから安心・・・というわけではありません。
     
    ある調査では25~29歳で1.88%、35~39歳では2.02%、40歳以上では2.38%の確率となっています。
     
    加齢が影響しやすいのは、先天異常の中でも染色体異常(ダウン症など)です。
     
    これに関しては、35歳以上のリスクが少々高いと言わざるを得ません。
    最近では、出生前診断を受けることも、ごくごく普通になってはいますが、「もしお腹の中の赤ちゃんがダウン症だと分かってしまったら‥」など難しい問題です。
     
    その問題となる先天異常の原因は何でしょう。
     
    大きな原因の一つとして、“卵子の老化”があげられています。
     
    女性の卵子は、年齢を重ねるにつれて老化していきます。
    卵子や精子が老化していると染色体に異常をきたすことがあることから、高齢出産でのリスクは必然的に高まることになってしまいます。
     
     
    染色体異常児が起こった場合の20%は父親由来80%は母親由来という結果もあります。
     
    卵子の老化が直接の原因とは言えませんが、高年齢になるにつれて発症率が高まることは事実のようです

     
    35歳以上の妊娠は流産や早産がUP

     
    高齢での妊娠では、流産や早産、切迫流産や切迫早産の確率が高まるとも言われています。
     
    流産と早産は、主に染色体異常でおきやすくなり、帝王切開や出血過多などにもつながります。
     
    20代では約10%だった流産の可能性も、40代では倍の約20%に高まります
     
    また、『常位胎盤早期剥離』(じょういたいばんそうきはくり)がおきやすいのもリスクの一つです。
     
    『常位胎盤早期剥離』とは、胎児がまだ子宮内にいるうちに、胎盤が子宮からはがれてしまう状態です。

    最悪の場合は産婦の命にも関わります💦
     
    40代の産婦死亡の確率は20代に比べて20倍も高くなると言うデータもあるようです。
     
    年齢とともに、流産の確率も高まるといわれており、20代の10%と比較して、30代では15~18%にもあがってしまうといいます。
     
    難産、帝王切開のなることも…

     
    加齢による、体力低下や産道などが硬いといったことから、難産になりやすく、帝王切開になることも多いといわれています。
     
    帝王切開では、メスでお腹を切って赤ちゃんを取り出すわけですから、感染症・血栓症・術後癒着などのリスクがあります。

    また、子宮など産後の回復も遅くなることがあって、体力もすぐには戻らないともいわれています。
     
    お産は命がけと言いますが、若くても、普通分娩でも本当に大変なことです。
    まして、高齢出産になると色々なリスクを伴います。
     
    でも、医学って毎日、進歩しているんですよね。
    なので、どんなリスクがあるのか、どうしたら、そのリスクから少しでも逃れることが出来るのかを知ることが必要なのでしょう。

    高齢出産の裏事情


     
      
    アメリカのセレブの間で高齢出産が珍しくないということを最初にお話ししました。
     
    セレブの方々は、美容などにもお金をかけたいだけかけ、実年齢よりすごく若く見えます。
    でも実年齢=卵子の質ではないですよね。
     
    これについては、公言はされていませんが、彼女たちが不妊治療など何らかの力を借りている場合も多いようです。
    (ちなみに、ニコール・キッドマンなど一部のセレブは、不妊治療を受けていたことを公表しています)。
     
    アメリカでは不妊治療のオプションが日本に比べると圧倒的に多いんですよね。
     
    100%ないとは言い切れませんが、50歳で自然妊娠し妊娠が継続するのはかなり稀なことです。
     
    なので、ジャネット・ジャクソンの妊娠については、「若い内に冷凍保存しておいた自分の卵子を使用した」または「卵子提供を受けた」かのいずれかではないかと言われています。
     
    アメリカでは卵子の提供を受けての不妊治療は特別なことではありません。
     
    医師も大変合理的な考え方で、3回同じ方法を試して結果が出なければ、次のステップを患者に勧めることが多いというのです。
     
    今の日本ではないことですが、アメリカでは、アラフォーで自分の卵子で不妊治療で上手く行かない場合は、ドナーの卵子を使用してはどうか?と打診されるということもありえるのです。
     

    あちらでは、若いドナーの卵子を使用した場合、高齢であっても着床率は上がると言われています。
     
    しかし、自分がもし医師から「他人の卵子の提供」を言われたとして、実際にそのようなことが出来るかは考える所でしょう。
     
    姉、妹の卵子ならまだしも、他人の卵子となると…
     
    この考えはお国柄の違い?それとも私の考え方が古臭いからでしょうか‥。
     
    皆さんは、どう思われますか?
     
    人工授精・体外受精について詳しくはこちらで紹介しています。

    【不妊治療の方法について‥】妊娠の可能性を高めましょう!
    2017.10.26
    結婚したりパートナーができたら、子供をつくり育てて…。 そんな、将来を想い描いている人も多いことでしょう。 でも、赤ちゃんが欲しいと望んでもなかなか妊娠しない。   「なぜ自分にはできないのだ…

    超高齢出産とは?

    この「超高齢出産」という言葉を知っていますか?
     

    50代以上の閉経後の女性が妊娠・出産することです。

     
    「超高齢出産」。この言葉、きちんとした専門用語なのです。

     
    医学の発達によって精子や卵子が凍結できるようになり、最近では人工ホルモンを注射し続けることで閉経後の女性でも妊娠・出産することが可能となりました。
     
    先ほど紹介したように、海外では、こうした技術や他の人の卵子を使って妊娠するケースが出てきています。
     
    ただし、超高齢出産には色々な問題が隠れていることも現実ではないでしょうか。
     
    今までならば、50代で妊娠・出産という可能性は考えることもありませんでした。
     
    しかし現代では、50代の女性も妊娠・出産する可能性があるのです。
      
    そういった点では「もう産めないかも知れない」と思っている40代の人にとって、高齢出産というプレッシャーをほんの少し軽くしてくれるのかもしれません。

    高齢出産にメリットはある?


     
    ここまでリスクというものを見てくると、体力的なことやリスクだけを見れば、妊娠・出産はもちろん若いにこしたことはありません。
     
    そして、高齢出産にはさまざまなリスクが伴う・・・これは否定できません。
     
    しかし、それ以上のメリットがあることも事実ではないでしょうか。
     
    マイナスイメージばかりが先行しがちな高齢出産ですが、ここで少し「高齢出産ならでは」のメリットに目を向けてみたいと思います。
     
    高齢出産のメリットとは?
     

     
    高齢出産では母親の精神が安定しているため、余裕を持って妊娠~出産・子育てができると言われています。

     
    私のまわりを見ても、40歳で妊娠した女性がいますが、金銭面でもある程度の余裕があり、とても精神的に安定して出産に臨んでいました。
    そして現在は仕事にも復帰し、子育て&主婦業もこなし、忙しい毎日のようですが「楽しい」と言っていました。
     
    実際、「出産&育児に自信がない」と答える世代は20代前半の母親に多いとか。
     
    最近は、おじいちゃん、おばあちゃんがとても若く、子育てに協力してくれる姿が良く見受けられます。
     
    でも、そばに助けてくれる人がいないと余裕がないというのが現実でしょう。
     
    逆に、30~40歳前後の母親は「ゆったりとした気持ちで出産&育児ができる」と答える人が多いようです。
     
    高齢ならではの豊富な人生経験や精神力が大きく影響しているのでしょう。
    もちろん、年齢問わず個人差は大きくありはしますが‥。
     
    「経済力」も大切ですね。

     
    精神的余裕がみられる高齢出産も、20代の人に比べて体力的な面では、余裕がない人が多いです。
    しかし、赤ちゃんを育てるには想像以上の体力を必要とします。
     
    そんな時に役立つのが、高齢出産ならではのメリット「経済力」です。
     
    この「経済力」も個人差はありますが、20代に比べるとゆとりがあるのではないでしょうか?
     
    なので、ベビーシッターや託児施設を利用するなど、体力面での不足を経済力で補うことができます。
     
    また、私の知人はマッサージなんかに行って体と心をリフレッシュしているみたいです。
    体力はなくとも、経済力でカバーですね。
     
    高齢出産で若返りましょ!

     
    色々な医学的リスクを抱える高齢出産は、さぞかし体に負担がかかるだろうと思われがちです。
    もちろん、体の負担はかかるというのは事実ですが、高齢出産すると若返るという見方もあるようです。
      
    これは女性ホルモンのおかげ🎶
     
    友達に彼が出来てキレイになった。これってよく聞く話ですよね。
     
    これと一緒で、妊娠中も女性ホルモンがタップリ!
     
    そのおかげで、妊娠中は“お肌ツルツル”や“手足ぽかぽか”といった若返り現象が多く見られます
     
    また、「自分はリスクを抱えている」という意識から食生活や体重管理などに気を付けますよね。
     
    なので、思っていたよりお産が軽くすんだというケースも多いと言われます。
     
    私が高齢妊娠・出産した人を見て感じたことは、なんだか笑顔がとても輝いている!ということ。
    精神的な充実感などから出ている輝きなのでしょう。
     
    また、高齢妊娠・出産を無事に成し遂げたことで「自分のからだが信頼できるようになった」という人もいるようです。
     
     
    高齢出産の人の共通点「みんなとても満足げ」です。

     
    高齢出産をされた方の中には、やむを得ず高齢出産になってしまった・・・という人もいれば、「計画通りだった!」という人もいるのではないでしょうか。
     
    高齢出産をした知人を見ていると、妊娠中は心やからだの変化を楽しみ、育児に対しても豊富な人生経験を生かして大らかな気持ちで向き合っているような気がします。
     
    また、心配な体力面ですが「以前より体調がよくなった」「生理痛がラクになった」という人もいるほどです。
     
    マイナスイメージばかりがつきまとう高齢出産ですが、元気な赤ちゃんを産んでいる人も多かったりと、高齢出産の成功者が多いのも事実です。
     
    リスクばかりにとらわれて後ろ向きになるよりは、高齢出産を前向きにとらえて妊活をおこなっていった方が良いと言えそうですね。

    高齢出産をする上での注意点


    高齢出産には確かにリスクがありますが、デメリットばかりではないことを紹介しました。
    しかし、高齢出産をする上で、気を付けた方がいい事を見ていきましょう。

    出生前診断を受ける

     
    35歳以上・・・いわゆる高齢出産になると、先天異常のリスクが増加します。

     
    その中でも加齢が影響しやすいのは染色体異常(ダウン症など)で、これは35歳以上のリスクが少々高くなります。
     
    現在は出生前診断も普通になってきてはいますが、メリットと問題点を考えてみましょう。
     
    出生前診断をうけるメリットとしては、出生前に胎児の状態を知ることで、何か異常があっても産後すぐに専門家のケアが受けられる、または、心の準備が出来るという点といえるでしょう。
     
    反対に、出生前診断の問題点としては、“命の選別をする”ということがあげられます。
     
    胎児に何らかの異常があるとわかった場合、授かった命を育てていけるのかという問題です。
     
    また、出生前診断によってわかる障害の種類は数少なく、生まれてからわかる障害のほうがより多いというのも現実です。
     
    しかし、障害があるとわかっても、適切な治療やケアによって問題なく生活できるようになるケースも多々あります。
     
    他の出生前診断を見ていきましょう。

     
    広い意味で考えると、胎児の成長を観察する「超音波診断」も出生前診断の1つと言えるでしょう。
     
    しかし、これから紹介する4つの検査はもっと狭い意味の出生前診断です。
     
    トリプルマーカー
     
    妊娠14~18週頃、妊婦さんの血液を採取して染色体異常の確率を調べます。
     
    簡単に出来る検査ですが、ここで予測できるのは主にダウン症候群と18トリソミー(エドワード症候群)などです。

    ※すべての染色体異常がわかるわけではありません。
     
    また、これはあくまで予測確率に過ぎず、どれくらいの確率であれば安心というデータもありません。
     
    羊水穿刺(ようすいせんし)
     
    妊娠13~16週頃、おなかに針を刺して少量の羊水を採取し、その中の羊水細胞を培養して染色体異常がないかを調べます。
     
    トリプルマーカーに比べてかなり正確な判断ができますが、異常の程度まではわかりません。

     
    ※ごくわずか(0.3%ほど)ですが流産や感染症を引き起こす可能性もあります
     
    絨毛(じゅうもう)検査
     
     
    胎盤のもととなる絨毛組織を採取して染色体異常がないか検査します。
     
    妊娠9週以前にこの検査を行うと胎児の手足の形成に影響があると指摘されています。
    (そのため10週以降が適応となります)

     
    ※羊水検査の合併症と同じで、出血、感染症などのリスクがあるといわれていて、流産のリスクも1%とごくわずかではありますが可能性があります。
     
    胎児採血
     
    臍の緒などから赤ちゃんの血液を採り、胎児貧血の有無や先天性異常を調べることができます。
     
    羊水検査や絨毛検査で不確実な結果が得られたときにおこなわれることが多いようです。

    ※羊水検査にくらべて安全性は劣りますが、より確実に赤ちゃんの状態がわかります。
     
    高齢出産は、ダウン症のリスクが高まるといいますから、障害児の可能性を調べるためにも、出生前診断を受けた方が良いと言えますがリスクがあるものもあるので担当医からキチンと説明を聞いて納得してしましょうね。

    葉酸の摂取を心がける

    これまで見てきたように、高齢出産はダウン症のリスクが高まると言われていて、葉酸の摂取によってそのリスクが下がると言われています。

     
    葉酸は卵子や精子の細胞分裂に作用します。
     
    そして、ダウン症につながる染色体異常の防止につながります。
     
    アメリカの研究では葉酸の摂取によって染色体異常が全体で70%も減らせたとの結果が出ています。

     
    葉酸の効果と効能については、こちらでも詳しく紹介しています。
    【妊活中・妊娠中の方必見】葉酸のすごい効果と効能!
    2017.5.25
    「葉酸って、妊娠中にいいって言われているよね~⁉」 そうですね!確かに、葉酸は妊娠中にいいんです。 でも、みなさん、それ以外の事って葉酸について知っていますか? ただ、飲んでいるだけでは、もった…

     
    女性だけではなく、男性も一緒に摂取することで、卵子・精子の染色体異常を防止して健康な赤ちゃんを産むことができるとされているので、夫婦一緒に摂取をしていきましょう。
     

    バランスのとれた食事をする

     
    高齢出産では「糖尿病」や「高血圧」と普段ではならないような病気になることがあります。
     
    なので、塩分やカロリーに気を付ける必要があります。

     
    ですが、カロリーを気にしすぎるあまりに栄養が足りなくなってしまうと、お腹の中の赤ちゃんが栄養不足となって大変なことになってしまいます💦
     
    また、妊娠中には動くのも大変なことがあり、ついつい作るのも面倒になっちゃうこともありますよね。
    そこで、気を付けないといけないのが、コンビニ弁当や外食ばかりになってしまうこと!
     
    「バランスのとれた食事をする」これは妊娠高血圧症候群などを防いでくれたり、体重管理の役割も果たします。
     

    妊娠中の食事は母乳にも大きな影響を与えます。

     
    塩分は控えめにし、野菜を沢山とるようにして、青魚も食べるようにしましょう。
    食事の管理に自信のない人は、野菜ジュースやサプリを生活にプラスしたり工夫をして下さいね。
     
    ひとつ、気を付けないといけないこと!

     
    それは、胎児の成長のためにと一生懸命に食べて、「カロリーの摂り過ぎ」とならないように注意することです。
     
    1日3食、規則正しい食生活を心がけることは当然のことですが、妊娠中は毎日体重を測ってみましょう

     
    毎日体重を測ることは、自分で出来る、最も簡単な健康チェックです。
     
    妊娠中は赤ちゃんの成長とともにお母さんの体重も増えるのですが、ある一定の範囲をこえるものは正常といえませんので、体重にも気を付けましょう。
     
     

    骨盤底筋を鍛える

     
    骨盤のもっとも下部で、ハンモックのように内臓を支える働きをするのが骨盤底筋群です。
    略して骨盤底筋といいます。

     
    骨盤底筋は4つの筋肉から構成されています。
     
    男女関係なくある筋肉ですが、女性は妊娠・出産によって、骨盤底筋に負担がかかりやすくなります。
     
    妊娠中は大きくなるお腹を支え、分娩によって骨盤底筋が伸ばされ、そのまま放っておくと、産後の尿漏れ・頻尿・子宮脱・直腸脱・骨盤臓器脱などの骨盤トラブルにつながることもあります。
     
    昔は、和式トイレの使用や畳に座っていた生活スタイルから、骨盤底筋に力を入れるような動作が多くありました。
    しかし、昨今は椅子での生活が主流になったことなどから、骨盤底筋が弱くなっている傾向にあります。

     

    そして、高齢出産には“リスク”や“危険”というイメージがあることから、妊娠中はどうしても安静になりがちです。
    しかし、あまり安静にし過ぎるのも良し悪しです。
     
    加齢によって体力がない場合は、難産になるケースがあるなど問題があります。
     
    また、妊娠中は動かなくてもお腹が空くもので、食べ過ぎて、妊娠高血圧症候群になったというケースも少なくありません。
     
    そのようなリスクを軽減するためにも、妊娠中は適度な運動(体操や水泳、散歩など)を行いましょう。
     
    ヨガやピラティスなどは骨盤底筋を鍛えるのに役立つでしょう。

     

    スクワットも効果的です!

     

    ただし、どんな運動であっても無理は禁物です。
    また、医師から安静を命じられたという場合はその指示に従ってくださいね。

    日頃からストレスはため込まない

     
    ストレスは、ホルモンバランスが乱れることから不妊になりやすく、妊娠中では胎児の成長に悪影響を及ぼすともいいますから、なるべくストレスをためないように努めて、心地よく過ごすことが大切です。

     
    心地良く過ごす→体がリラックスした状態になる
     
    そのように心がけると睡眠もしっかり取れるようになるなど、母体やお腹の中の胎児にも良い影響を与えていきます!
     
    「ハードすぎない運動」は骨盤底筋をきたえるだけでなく、ストレス発散にも効果があって一石二鳥ではないでしょうか。
     
    「運動」自体がストレスになるという人は、自分なりのストレス発散方法を見つけて下さいね。
     
    妊娠力とストレスについて詳しくはこちらで紹介しています。
    妊娠力を向上・維持させるための6つの方法(その4 ストレス編)
    2017.6.10
    [fontsize size="6"]あなたは毎日、ストレスを感じていませんか?[/fontsize] 不妊症の原因は、いろいろ考えられますが、とくに注目されるのが[fontsi…

     

    40代の妊娠出産に備えて、今からしておいた方がいい事


     
    もしも今、妊娠したら…と想像してみてください。
    あなたの体は妊娠出産に万全の状態だと思いますか?
     
    妊娠を望む人は、「そのときが来たら」ではなく、今から万全の状態に準備をしておいたほうが安心です。
     
    例えば、いざ妊娠をとなったときに「子宮筋腫」や「子宮内膜症」あるいは「甲状腺の病気」などがあって、そちらの治療を優先させなくてはならないケースだってあります。

     
    30代後半以降の不妊治療は時間との戦い!
    なのに、病気のために半年から1年程度、治療開始が遅れることだってあるのです。
     
    また、今はなんの異常もなくても、妊娠を機に隠れていた病気が出てくることもあります。
    例えば、妊娠中に血圧が高くなる「妊娠高血圧症候群」や血糖値が高くなる「妊娠糖尿病」などは、その代表です。
     
    妊娠は女性の体にとって負担が大きいこと。

     
    だからこそ、妊娠前から病気の芽が大きくならないように体を整えておくことが大切なのです。
     
    不妊症と糖尿病の関係は、こちらで詳しく紹介しています。

    【不妊症と糖尿病の関係は⁉】糖尿病になると妊娠しにくいの?
    2017.11.3
    糖尿病有病者と糖尿病予備群は、いずれも約1,000万人と推計! これは、平成28年に「国民健康・栄養調査」で厚生労働省が発表したものです。 「約1,000万人」とは、すごい人数ですよね⁉   …

     

    婦人科の病気を治す

    婦人科の持病は治療しておきましょう。

     
    子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣のう腫などの持病がある人はきちんと治療をしておいた方が安心です。
     
    今すぐ治療が必要でなくても「ほっておいても妊娠できるか」「この状態のままで妊娠しても大丈夫なのか」を確認したうえで、定期的な受診は忘れないでするようにしましょう。
     

    「隠れ持病」のチェック

    比較的多いのは甲状腺の病気です。

      
    また、高血圧や糖尿病などの生活習慣病は、日ごろの食事や運動不足、家族の病歴などが関係するので気を付けて下さいね。
     


     

    痩せと太り過ぎの人は適正体重に

     やせていても胎児の健康に影響が大!

     
    肥満(BMI25以上)では「妊娠高血圧症候群」や「妊娠糖尿病」のリスクが上がるます。
    適正体重を目指すことは、とても大切です。
     
    また最近、大きな問題になっているのが女性の「やせ」
     

    20代の約5人に1人、30代の6人に1人が、BMI18.5未満の「やせ」に該当。
     

    「やせ」だと、妊娠しにくいことがあるうえ、生まれてくる赤ちゃんにも問題が出る可能性があります。

     

     
    赤ちゃんへの影響として、2500g未満の低出生体重児になるリスクが上がり、将来、2型糖尿病や高血圧、メタボリック症候群などの生活習慣病になる危険性が増すと指摘されているのです。

     
    「母体が痩せた状態だと、胎児は飢餓(きが)状態を生き延びられるような体にプログラムされてしまいます。
     
    その結果、普通に食事をしてもより太りやすくなり、生活習慣病になるリスクが増すと考えらるのです💦

    葉酸、ビタミンD、鉄など不足栄養素を十分取る

    葉酸やビタミンDは妊娠初期から胎児の神経や骨の発育に欠かせない栄養素です。
     
    妊娠出産では母体が貧血になりやすいので鉄もしっかり摂っておく必要があります。
     
    妊娠力とサプリメントについて詳しくはこちらで紹介しています。

    妊娠力を向上・維持させるための6つの方法(その3 サプリメント編)
    2017.6.6
    [fontsize size="6"]あなたの飲んでいるサプリメントは、効果が出てますか⁉[/fontsize] 「サプリメント」というのは、痛み止めなどとちがって、飲んで一度で効果を実感するも…

     

    運動や入浴などで卵巣の血流を上げておく

    卵巣の血流がよくないと、卵巣機能が落ちて受精率や妊娠率が低下すると言われています。

     
    なので、運動や入浴で骨盤内の血流を良くしておきましょう。

    体を締めつける衣類を着ないなど、日頃から心がけて「いつか赤ちゃんを」と思っている人は今から準備を始めましょう。

     
    妊娠力と生活習慣について、詳しくはこちらで紹介しています。

    妊娠力を向上・維持させるための6つの方法(その1 生活習慣を見直す編)
    2017.6.3
    妊孕(にんよう)性という言葉をご存じですか? 妊孕(にんよう)性とは「妊娠する力」のことで、本来、だれもが持っているはずの力です。 ところが、睡眠不足や極度のストレス、運動不足など、現…

    禁煙する

    喫煙すると血管が収縮し、卵巣の血流状態にも悪影響があります。

     
    喫煙は卵巣の老化を促進させ、喫煙者は閉経が早いとの報告も💦
     
    しかも、母体の体内環境は、お腹の中の赤ちゃんに大きな影響を及ぼします。 
     
    自分のお腹の中に宿るであろう赤ちゃんには、良い環境のお部屋(子宮)を用意してあげたいですね。
     
    妊娠力とタバコについて詳しくはこちらせ紹介しています。

    妊娠力を向上・維持させるための6つの方法(その5 たばこ・飲酒編)
    2017.6.20
    [fontsize size="6"]「たばこは不妊の原因になりますか?」[/fontsize] 答えは「イエスです!」。 タバコに発がん性があることは明らかなっていて、一般にも知られ…

     

    ま と め

    30代後半から妊活。そんなの現代では当然になりつつあります。
    ですが「卵子の質」とか「高齢出産」なんて言葉を出されるとただただ、タメ息ですよね。
     
    私も10年前に不妊治療をして苦しみました。
    その頃は、今ほど情報網もなく(私が調べなかっただけかも)医者の言われるがままという感じでした。
     
    でも、それではいけないんですよね。
    もっともっと、自分で勉強して「妊娠」というものに本気になれば良かったと、ちょっと後悔しています。

     
     
    皆さんには、後から振り返って後悔のないようにしてもらいたいと心から願っています。
      
     

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