「たばこは不妊の原因になりますか?」

    答えは「イエスです!」

    タバコに発がん性があることは明らかなっていて、一般にも知られていると思います。
    また、妊娠している場合には、タバコを吸うと、流産死産の率が高くなり、胎児の発育も悪いことも知られていると思います。

    しかし、たばこが不妊の原因になるということはあまり知られていないかもしれません。

     

    たばこを吸っている人は吸っていない人より閉経平均年齢が早いことがわかっています。
    これは喫煙により、卵細胞が早くに枯渇(尽きてなくなる)してしまうことが原因といわれています。
    このことは、喫煙が卵巣に影響を与えていることをしめしていて、さらに、喫煙は、不妊にも関わってかることが考えられるのです。

    もちろん、喫煙だけでなく、お酒も不妊症と大きな関わりがあります。
    じつは、過度の飲酒をおこなった場合には、女性の場合には、生理不順排卵障害がおきてしまったり、受胎能力を低下してしまう可能性があります。
    男性の場合には、勃起能力の低下の原因や奇形精子の増加の原因となってしまうこともあります。
    ここでは、不妊症の原因となるたばこ・飲酒がどのように影響するのか、また対策について紹介します。

    不妊症とたばこ



    たばこを吸う人は、「百害あって一利なし」とわかっていても、やめられない!と思う人が多いはずです。
    また、家族の前では遠慮して、「外で吸っているんだからいいだろう」と思う人もいるでしょう。
    でも、それは間違いです。
    家族の前で吸っていなくても影響はあるのです!
    その「百害あって一利なし」のたばこについて紹介します。

    たばこの成分

    たばこの煙には、4000種類の化学物質が含まれており、そのうち200種類は有毒で、30種類は
    発癌性物質です。

    たばこを吸うとこのような成分が体に取り込まれます!

    タール

     [fontsize size="6"]ずばりがんの原因です。[/fontsize]
    男性喫煙者の60%、女性喫煙者の70%が、がんになるといわれています。
    また、奥さんがたばこを吸わなくても旦那さんがたばこを吸う場合、奥さんがんになる確率は喫煙時と同じ70%となってしまうのです💦
    女性は男性よりもデリケートで敏感なのです。


    ニコチン
     強い常習性があります。
    いわゆるニコチン中毒です。
    これのおかげで、タバコは体に悪いとわかっているのに、やめられなくなるのです。
    タールとくらべれば強い毒性は無いようですが、不整脈糖尿病になるリスクを増加させます。
    また血管を強く収縮させ血流を悪くします。


    一酸化炭素
     血液の酸素を運搬できなくし、体中を酸欠状態にします。
    また、血管内部に障害をもたらして脳梗塞脳出血狭心症心筋梗塞の原因になります。


    このようにタバコの成分は体に徹底的に害を与えることがわかっています。

    たばこと女性不妊



    たばこは、卵子の質もどんどん低下させ、卵胞ホルモンや黄体ホルモンの分泌量も減らします

    これでは着床しても妊娠が継続できません💦


    そして、有毒物質は卵細胞をどんどん死滅させることがわかっています。
    その結果閉経が始まるのが早くなります。

    じっさい、たばこと不妊、妊娠に関する事実が明らかにされつつあり、たばこを吸っている人はなかなか妊娠しずらいと言われています。

    妊娠を希望してから、妊娠にするまでの期間が長くなるというつぎのような調査結果があります。
     
    ・12か月以上妊娠しない人は20-30%高くなる
    ・3.5か月以内に妊娠する率は、喫煙しない人は58%ですが、10本吸う場合には42%に低下する
    ・9.5か月以内に妊娠する率は、吸わない人は80%ですが、10本以上吸う場合は69%に低下する


    イギリスの調査では、避妊を中止してから5年以上妊娠のない比率が、非喫煙女性では5.4%なのに対し、喫煙女性では10.7%(2.0倍)という結果でした。

    アメリカの調査では、避妊を中止してから1年以上妊娠のない確率が、非喫煙女性に比べて喫煙女性は3.4倍になりました。

    さらに体外受精(IVF)にも悪影響をおよぼします!

    喫煙している人の体外受精の成功率は喫煙していない人よりも20%~50%程低く、原子卵胞がほとんど育たず採卵すらできない、または採卵できたとしても、着床しにくいといったリスクも上昇します。

    そもそも血流がわるく新鮮な酸素や栄養が子宮や卵巣に届かないので、このような害が発生するのは当たり前でしょうね💦

    妊産婦死亡率と喫煙の関係は?

    妊産婦死亡率とは、妊娠開始から産後6~8週間までの死亡率のことをいいます。

    もちろん、これも喫煙と関係がありますよ!
    1万人当たりの妊産婦死亡の発生率は妊娠に気づいて禁煙した喫煙者で1.47倍、喫煙継続者で2.30倍になります。

    妊婦の喫煙と流産の関係は?

    1日20本以上の喫煙によって流産リスクが1.7倍になるなどの報告があります。
    また、妊娠中に喫煙をしていた場合、その子供が女性ならば、将来成人してからの不妊症発生率が高いという報告もあるのです

    たばこと男性不妊

    喫煙は精子の状態も悪化させ、喫煙している人の精子濃度総精子数総運動精子数に低下をもたらします。

     
    喫煙者の精子濃度は15.3%低下、総精子数は17.5%低下、総運動精子数は16.6%低下し、頭がないなど異常な形をした精子の出現頻度が増え、男性不妊の原因になります。
    また、妊娠しても、子宮内で異常な胎児発育が起こり、流産や先天奇形などリスクが増加してしまうのです💦


    夫の喫煙で妊娠率半減」とカナダの研究者が発表しています。
    体外で受精させた卵子を胎内に戻した妻が妊娠する確率は、妻本人や夫がたばこを吸っていると、夫婦そろって非喫煙者の場合の約半分に減ってしまうというのです。

    たばこと先天異常(奇形児)

    たとえば、脳のない新生児が生まれる「無脳症」は妊婦の喫煙によって発生しやすくなり、発生率は喫煙量に関係します

    イギリスの調査結果によると、非喫煙の場合1000出産当たり2.18人の「無脳症」発生リスクのところが、1日1~9本の喫煙では2.77人(1.27倍)、10本以上では3.05人(1.40倍)と増加しています。

     

    また、父親の喫煙も先天異常と関係があり、中国の調査によると、二分脊椎の発生リスクは、1日20本以上の父親の喫煙で3.2倍になるのです💦

    受動喫煙と不妊

    副流煙には主流煙にくらべて数倍の有害物質がふくまれているといわれています

    生殖機能でいうと、卵子の染色体異常が、受動喫煙に関係しているという調査結果があります。

     

    受動喫煙を受けていないたばこを吸わない女性…5.1%
    受動喫煙にさらされているたばこを吸わない女性…13.0%(2.5倍


    また、卵子の染色体異常は不妊の原因となります。

    受動喫煙の害は他にもありますよ!

    それは、職場での副流煙によっての流産で、複数の研究によって報告されています。
    スウェーデンでの調査によると、職場での受動喫煙を受けた妊婦は、そうでない妊婦にくらべて2.16倍流産しやすいことが分かっています。

    アメリカの調査では、妊婦の1日1時間以上の受動喫煙によって流産が1.5倍に増えることが分かっています。

    夫がたばこ吸う女性には、体外受精に悪影響があると新聞(2005/6/6 読売新聞記事)にものっていますので、紹介します。

    夫がたばこを吸う女性は、本人が吸わなくても、喫煙女性とほぼ同じ程度に体外受精の成功率が低いことが、カナダのマクマスター大などの研究で分かったというのです。
    受動喫煙の体外受精への影響を初めて明らかにしたもので、英医学誌に発表されました。
    研究グループが、発表した内容は、つぎのようなものです。

    体外受精を行った女性225人を対象に、本人、夫の喫煙の有無と、受精卵の質や受精率、妊娠率などを比較しました。

    その結果、受精卵の質や受精率に大きな違いはありませんでしたが、妊娠率などにはかなり影響していました

     
    【妊娠率】
    ・夫婦とも非喫煙…48%
    ・喫煙女性…19%
    ・夫だけが喫煙する女性…20%
    ともに半分以下に低下しています。

    【子宮に戻した受精卵が、心拍が確認できるほど成長した割合】
    夫婦とも非喫煙の場合の25%
    喫煙女性、夫が喫煙する女性はいずれも12%



    研究グループは「たばこの煙が受精卵の成長に何らかの害を及ぼすのは明らか」と警告しているのです。

    受動喫煙をふせごうと、喫煙者が同居家族に気づかって外だけでタバコを吸っていても、家族への悪影響はさけられないという報告もあります。

    これは、たとえば喫煙したあと喫煙者の呼気には数時間にわたって一酸化炭素が検出されることからもわかるように、吐く息の中にタバコ由来の有害物質がふくまれ、これを同居家族が吸わされることによると考えられています。

    禁煙以外に受動喫煙を防ぐ方法はないようですね💦

     「妊娠したいなら、たばこのない環境での生活が賢明」なのです!

    禁煙するには…

    禁煙外来に行かずにやめたという人の工夫として、つぎのようなことがあります。

     

    ・コーヒーを飲むと吸いたくなるのでお茶に変えてみる
    ・食後はすぐに歯磨きする
    ・ガムをかむ
    ・夜は早く寝る
    ・電子たばこや禁煙パイポ
    ・吸いたくなったら、深呼吸をする

    などなど色々と努力と根性が必要となります。

    でも、本当に妊娠を希望するなら必要な努力ですね!

    しかし、自分だけは絶対に無理という人は、禁煙外来にいきましょう。
    禁煙治療終了まで、12週間かかりますし、お金もかかりますが、
    ほんとうに妊娠を希望するなら努力あるのみです!

    たばこをやめて、浮いたお金で不妊治療費も補えますし、第一、妊娠に一歩近づくのですから。

    ニコチンパッチやガムはニコチンを含んでいますので、妊娠中には使ってはいけない薬に分類されています。
    しかし、たばこを妊娠中に吸っているほうがニコチンの他に4000種類以上の化学物質、60種類の発ガン物質を吸っていることになるので、薬より危険なのですが…💦

    飲む禁煙薬は、ニコチンをふくんでいないので、妊娠中は絶対使ってはいけないという薬には分類されていません。
    不妊治療中にこの禁煙薬を服用し、妊娠しても、その妊娠を中断する必要はありませんし、妊娠の判明後も服用を継続するかは、たばこを止められないのであれば、継続して服用してもいいかもしれませんが、その病院の医師によっても考え方がちがうでしょうから、相談しながらおこないましょうね。

    おおよその目安として、禁煙治療終了まで、12週間かかります。
    総治療費は検査や薬代を入れて、3割負担で自己負担額は約2万円です。
    保険適応とならず、自由診療だと全額自己負担となりますので、およそ4万円台から6万円の費用が、かかることが多いようです。

    【禁煙外来での保険適用となる条件】

     

    ・タバコ依存症に係るスクリーニングテストでニコチン依存症と診断されること
    ・【1日の喫煙本数×喫煙年数】が200以上であること
    ・ただちに禁煙する意思があること
    ・禁煙治療を受けることに文書で同意すること



    このように条件などありますが、不妊治療中であれば、禁煙について担当医に相談するのも良いでしょうし、インターネットを有効活用して禁煙外来を行ってっているちかくの病院を探し、相談してみるのも良いでしょう。

    私はこれで禁煙成功!香りと風味を楽しむ「フレンバー」





    じつは私、ひと様の治療に携わり17年以上ではございますが、喫煙歴30年⁉
    まったく、禁煙する気もなかったのですが、この度、少々病気となり内視鏡手術をすることとなり、「うーん。そろそろたばこを辞めないとマズイかしら?」と思いました。

    人間ってドタンバになるまで、なかなか悪い習慣が辞められない生き物なのですよね💦

    以前、禁煙外来にお世話になってトライしてみたのですが、辞められずだったので、今回は「さて、どうやって禁煙しようかしら?」と悩み、選んだものが『香りと風味を楽しむ新しい嗜好品ザ・フレンバー・ショップの「フレンバー」』だったのです。
    (ちなみに「タール・ニコチン」は入っていません。)

    主人は、3日でたばこを辞めることができました!
    ウソだろ~!

    という声が飛んできそうですね(笑)
    本当なのです。

    主人は、メンソール系のたばこを吸っていたので、この「フレンバー」でもメンソール味のものにしたんです。
    それが、ドンピシャリとハマって、本物のたばこが必要なくなってしまったのです。

    この「フレンバー」、煙も出るので吸った感、満足度◎
    味の種類も豊富な所が嬉しい♪

    ところで、喫煙歴30年の私が、辞めれたかどうかですよね(笑)

    禁煙成功しています!

    とりあえず、辞めて一か月なのですが、「吸いたいな~」と思ったら「フレンバー」を吸っています。
    で、ストレスがない!
    このストレスには、個人差があるでしょうけど、大昔の電子たばこのイメージとは全く違いますので、試してみる価値は大いにありではないでしょうか⁉

    なんせ、禁煙外来に行ってもダメだった私がストレスなしで、とりあえず一か月辞めているんですもの。
    で、せっかく今まで禁煙してきたのですから、もちろんこれからも続けますとも!
    一か月たっても、「たばこが吸いたい」とたまに思いはしますが、この「フレンバー」があれば、頑張れそうです♪

    なかなか禁煙できない方々、「フレンバー」仲間になって、みんなで禁煙しましょう!


    不妊症と飲酒

    アルコールは適度に摂取すると、リラックス効果が得られ、血行が促進するなどの良い効果があります。

    でも、良い効果があるからとって、妊娠中や授乳中に飲酒は良くありませんよね。
    もちろん、そのような時期には、お酒は控えるべきことはよく知られていると思います。

    では、妊活中の人にはどうなの?

    妊娠を希望する夫婦にとって、過度の飲酒は影響を及ぼす可能性があることは、あまり知られていません。

    影響あるんだぁ~!!

    そうなのです!影響あるのです。
    なので、ここでは、そのアルコールの摂取により実際にどのような影響があるのかを紹介していきますね。

    厚生労働省による飲酒のガイドライン

    厚労省は、通常のアルコールを代謝する能力がある日本人においては、節度ある適度な飲酒として、「1日平均、純アルコールで20グラム程度である」と定めています。

    1日の飲酒量の目安の「アルコール20グラム」は日本の基準飲酒量の1単位に相当します。

    「アルコール20グラム」=1単位
    具体的にはどのくらいの量?

    そうですよね。
    漠然として、良くわかりませんよね。
    では、それぞれのお酒の種類ごとの1単位の量をちょっと見てみましょう!

     
    ・ビール(アルコール度数5度)   中ビン1本(500ml)
    ・缶チューハイ(アルコール度数5度)1缶(約500ml)
    ・ワイン(アルコール度数14度)  グラス1杯(約180ml)
    ・日本酒(アルコール度数15度)  1合(180ml)

    1日に飲む量はこれくらいまでにしておきましょうということです。
    さらに、厚労省は週に2日は休肝日にするように提案していますので「週に5単位」ということになります。

     ただし、これは、あくまで、一般向けのガイドラインで、残念ながら妊娠希望のカップルのためのガイドラインは決められていません。

    アルコール摂取と妊娠する力

    その研究によると、アルコール摂取量が多くなると、やはり、妊娠しづらくなるとしています。

    ただし、週に5単位くらいの飲酒量であれば、妊娠しづらくなるとするものもあれば、影響しないとするものもあり、反対に妊娠しやすくなるという報告もあったりして、「いろいろ」なのです。
    代表的な論文を紹介します。
    .スウェーデンの研究

     
    ストックホルム在住の7,393人を対象にアルコール摂取と不妊症のリスクとの関係を18年間に
    渡って調べています。
    週に7単位以上飲酒する女性は、週に2~7単位未満飲酒する女性に比べて不妊症リスクが58%高く、週に2.5単位未満しか飲酒しない女性は週に2~7単位未満飲酒する女性に比べて不妊症リスクが35%低かったといいます。


    .デンマークの研究
     
    7,760人のデンマーク女性を対象に平均4.9年間追跡調査した研究では、女性の年齢が30歳未満であれば、アルコールの摂取量は妊娠に影響がありませんでした。
    30歳を超えると、週に7単位以上飲酒する女性は、週に1単位未満の女性に比べると、不妊症のリスクが2.26倍だったと報告しています。


    つまり、アルコールの摂取量が多くなるほど妊娠しづらくなり、その影響は年齢が高いほどあらわれやすいというわけです。

    その一方で、飲酒した方が妊娠しやすくなるとの報告も…!

    29,844人の妊婦にアルコール摂取と妊娠するまにかかった期間を調べたデンマークの調査では、

     
    ・週に14単位以上の飲酒は妊娠しづらくなる
    ・週に7単位以下であれば、飲酒は妊娠するまでの期間に影響を及ぼさず、全く飲まない女性にくらべて妊娠しやすくなったというのです。


    また、アルコールの種類別に妊娠するまでに要した期間を調べてみると、
     
    ・ワインを飲む女性はワインを飲まない女性やビールやスピリットを飲む女性に比べて摂取量に関係なく、妊娠までの期間が短いとの結果が出ています。


    このような感じですから、過去の研究データに基づいて「これくらいであれば妊娠することに影響しない」という量を明確にすることが難しそうです💦
    おそらく、アルコールの影響については個人差が大きいことやアルコールを飲む女性は喫煙率が高いといったことがあるのかもしれません。

    .アメリカのASRM(アメリカ生殖学会)委員会が発表したデータでは、

    女性の場合、1日2杯のアルコールの摂取では不妊の割合は60%増

    という非常に大きな影響があると言われています。

    アルコールの種類に関しては言及されていないので、純粋にどのくらいの量が影響するのか細かなことは、はっきりと言えませんがでウイスキーレベルであれば間違いなく1日2杯で確実に影響があるといわれています。

    これがビールだったとしても、1日2杯を毎日飲んでいるのであれば確実に妊娠率や妊娠力は下がるのではないかと思われます。

    ビール以外にもワイン、焼酎、日本酒、ウイスキーなど、いろいろなお酒の種類がありますが、ビールでさえ影響があるのですから、それ以上のアルコール度数のお酒を日常的に摂取することはどう考えても控えた方が良さそうですよ!

    ただ、ワインに関しては妊娠力を逆に上げる可能性があるという研究結果も出ていますが、過度な摂取はワインといえども確実にマイナスです。

    また、男性にとっては適度な飲酒は問題ないと言えそうなのですが、深酒や日常的な飲酒は男性機能の低下を引き起こします。

    適量のアルコールは性的興奮を高めるといわれていますが、しかし…

    大量に摂取すると、一時的にインポテンツになってしまいます💦

    これは勃起不全を起こす神経の神経反射が、アルコールによって抑制されるからと考えられています。

    また、アルコールの過剰摂取は、精液の量の減少精子の数の減少精子の奇形の増加など精液検査に影響を与えます。

    お酒好きの夫婦にとって禁酒は酷な話ですよね。
    とくに二人でゆっくり飲む時間が無くなってしまうのは夫婦間の亀裂にもつながる可能性があります💦

     
    過度な摂取は避けて、一週間に1~2度程度、軽く飲むぐらいならそこまで影響はないはずです。
    逆にしっかりと禁酒にこだわりすぎてストレスをためないように、たまには息抜きでチビチビ飲むぐらいがちょうどいいかもしれません。

    精液の改善などについて詳しくは、こちらで紹介しています。

    妊娠力を向上・維持させるための6つの方法(その3 サプリメント編)
    2017.6.6
    [fontsize size="6"]あなたの飲んでいるサプリメントは、効果が出てますか⁉[/fontsize] 「サプリメント」というのは、痛み止めなどとちがって、飲んで一度で効果を実感するも…



    アルコール摂取と体外受精の治療成績

    体外受精に臨む2,545組のカップルを対象にアルコール摂取量と4,729周期の治療成績との関係を調べたアメリカの研究です。
    週に4drinks以上のアルコールを摂取する女性と、それ未満の女性をくらべています。

     
    ・出産率が16%低い


    女性だけでなく、男性も週に4drinksのアルコールを摂取するカップルと、どちらもそれ未満しか
    飲まないカップルに比べています。
     

    ・出産に至る確率は21%、受精率が48%低い



    ここで、注意しなければならないのはアメリカの基準飲酒量です。
    アメリカでは1drinkとか、2drinksとしています。
    これは日本の1単位、2単位とは違って、日本の1単位がアルコール20グラムであるのに対して、アメリカの1drinkはアルコール14グラムとされています。

    ですから、この論文で体外受精の治療成績に影響が認められた4drinksというのはアルコール54gで、日本では2.7単位ということになります。
    体外受精の治療成績の場合は、比較的、少量でも影響を及ぼすという印象を受けます。

    これは体外受精を受けるようなカップルでは、年齢をはじめ、アルコールの影響が大きくなるような背景があるのかもしれません。

    妊活中の飲酒量のアドバイス



    ただし、一般に適量とされている量ではよい結果が報告されていてます。
    しかし、妊娠を希望される女性の「妊娠に影響しない範囲の飲酒量」を設定することは困難です

    一方、体外受精の治療成績には少量でも影響を与えます!

    そんななかでも、アメリカ生殖医学会やイギリス政府機関では「妊娠を望む女性のための飲酒量の目安やガイドライン」を設けています。

    まず、アメリカ生殖医学会では1日2ドリンク以下としています。
    アメリカの場合、1ドリンクは14グラムとされていますので1日28グラム以下となり、厚労省の一般向けの目安量を上回ります。
    やはり、アルコールの処理能力の人種間の差が大きいのかもしれませんので、これはあまり参考にはなりません💦

    一方、イギリスの政府機関であるNICEのガイドインでは「週に1~2回、1~2ユニットを超えないこと」となっています。
    イギリスの基準飲酒量はユニットで1ユニットは8グラムです。
    ですから、お酒は週に1回、多くても2回程度にしましょう。

    そして、その場合、「アルコール8グラムを目安にし、16グラムを超えないようにしましょう」ということになります。

    これもまた漠然とした量なので、具体的に言わないと分かりづらいですよね。
    それでは、アルコール8~16グラムを、それぞれのお酒の種類で換算してみますね!

     

    ・ビール(アルコール度数5度)   200~400ml
    ・ワイン(アルコール度数14度)  約72~144ml
    ・日本酒(アルコール度数15度)  約72~144ml

    海外の目安をそのまま取り入れるのはナンセンスですが、より厳格なイギリスのガイドラインを参考にするのは、よいのではないかとおもいます。

    目安としては「週に1日か2日、少量を」です!

    不妊治療を受けていて気になるけれども、どうしても飲みたいという人にとっては安心して楽しめるラインではあると思います♪

    まとめ
    これまで、たばこと飲酒が不妊症にどのように影響するのか、その対策などをみてきましたが、やはり、どちらにしても夫婦の協力というものが必要になってきます。

    たばこについては、これから妊娠希望する人は、禁煙が最初の治療ですし、飲酒については、禁酒中の奥さんの顔を見ながら旦那さんが晩酌なんていうことが、一番、女性のストレスのなりそうですよね💦

    妊活中というのは、夫婦の間で協力や思いやりがとても大切だということなのです

    しかし、女性も禁酒は辛いかもしれませんが、妊活中に禁酒に慣れておきましょうね!
    妊娠したら100%飲酒もたばこもNGですから…。

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